どっちにしても税務署にバレると思うけどね、脱税した場合。
よくオンライン決済サービスやブローカーで新規利用アカウント開くと、お礼金も兼ねて小額送金して「ほら、うちは正真正銘、実在のサービスですよ」と証明してくれますけど、彼が目をつけたのはそこ。
法廷資料によると、自動スクリプトで新規アカウント5万8000口座を開設し、何千という認証送金を自分の銀行口座にちょろまかしてたようです。被害に遭ったサービスにはオンライン決済のGoogle CheckoutとPaypalもあって、Google Checkoutなんて単独で8000ドルの被害だそうですよ? 今回の告訴の内容には含まれていませんけどね。
「なんだこの送金…」
不審な動きに気づいた銀行が本人に問い合わせてみたところ、容疑者は自分は利用規約もしっかり読んだし、やましいことは何もやってない、借金返すのに金が要るんだ…などと開き直ったようです。ま、言われてみりゃ普通に無料でもらえるもの集めただけですから、「泥棒」じゃないですよね。
でも、なんか尻尾捕まえらんないかなー、と警察がよくよく調べてみたら口座開設の際、ニセの名義とソーシャルセキュリティナンバー(社会保険番号)、住所を使っていた。これは違法です。で、「電子振込み・銀行・郵便詐欺」の罪で逮捕に踏み切り、本人現在保釈中の身というわけでございます。
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