2008年5月31日土曜日

飲酒で肺がん危険度アップ…1.7倍にも

基本的にたばこも酒も飲まないのでこういうニュースは気にならないが
統計的調査で気になるのが分母である。
4万6000人という数字が出ている、結構な人数の調査したんだなと思う。
しかし、これは全体の数字であって、肺がんになった人の人数ではない。
肺がんになった人たった651人の中でタバコを吸う人吸わない人酒を飲む人飲まない人の人数を計算して1.7倍と言っているようだ。
しかも、タバコの喫煙本数についても書かれていない。1日1本しか吸わないのか超ヘビースモーカーなのかも分からない。
いっぱい酒を飲む人はヘビースモーカーであるという相関関係があるのかもしれないし、この調査で何が分かるのかさっぱり・・・
きっと調査した人は頭のいい人だからもっと別のことを言いたいのかもしれないが、データを利用する側が問題になってくる。
 たばこと肺がんの関係はよく知られているが、酒を飲む量が多いとさらに発症リスクが高まることが30日までに、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。非喫煙者ではこうした関係がみられなかった。

 研究班は1990年と93年、東北から沖縄まで全国10地域で、40−69歳の男性約4万6000人の生活習慣などを調査。2004年まで追跡し、この間に651人が肺がんになった。

 飲酒量で「飲まない」「時々飲む(月1−3回)」と、1日当たり「1合未満」「1−2合」「2−3合」「3合以上」に分け、喫煙者と非喫煙者を別々に解析。喫煙者では、飲む量が多いほど肺がん発症率が高くなる傾向があり、「2−3合」「3合以上」では時々飲む人の1.7倍だった。

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